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味が染み込む「こんにゃくの下準備」

こんにゃくは手でちぎると、面積が大きくなるなるから味がよく染み込むと聞いたことがあるかと思います。
その通りですが、かといってみじん切りほど細かくても、こんにゃくの食感を楽しむことができません。
こんにゃくは煮物食材として人気ですが、なかなか味の染みたこんにゃくができませんね。
短時間で味が染み込む下準備を教えます。
味染みこんにゃく

1.隠し包丁
 画像はきれいに隠し包丁が入ってますね。
 食材に軽く切り込みを入れると、味がよく染み込んで火が通りやすく、食べやすくもなるということです。
 こんにゃくのために隠し包丁を入れるのは、はっきり言って面倒くさいですし、そもそも時間と訓練が必要です。

 ここで登場するのがフォークです。
 プラスチックのフォークでは折れてしまうかもしれないので、3本くらいのデザート用フォークが使いやすいです。
 やり方は深さ2~3mm程度刺してぐぐっと引くと、隠し包丁のように切れ目が入ります。(簡単です)

 「あらっ!?隠し包丁が入ってて手が込んでる。どうりで味が染みてる」と言われたこが何度もあります。
 もう包丁で隠し包丁なんてさよならです。
 ぜひあなたも、フォークで隠し包丁を試してみてください。

2.たたく
 隠し包丁を入れたこんにゃくを、めん棒、瓶の底、肉たたきなど、なんでもよいですが叩きます。
 そうすると、こんにゃくの余分な水分が外に出て水っぽさが減少する作用と繊維が壊れて味が染み込みやすくなる作用があります。

 自分は他の器具を出すのが面倒なので包丁の峰を持ってハンドルでたたいてしまいますが。。
 目安はこんにゃくが「くたくたになる」感じまで。

1~2が終わったら、好みのサイズに切り(ちぎり)ます。

3.乾煎り
 こんにゃくを油をひかないフライパンなどで乾煎りします。
 水分が飛んでこんにゃくの身がしまり、水分が飛んだ分、味を吸収するようになります。
 目安はフライパンに押し付けると「きゅ~」という音がするまで。(音が面白いですがやり過ぎ注意)

歯ごたえも良くて、味がしっかり染み込んだこんにゃく料理をぜひ作ってください。

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